なんとか糸口が見てきました。
■解決につかう手法
いろいろと検討した結果、効率性効果DEA(データ包絡分析法)を使用しようかと思っています。
この分析手法をつかうと、複数の指標を一度に評価することが可能です。
■DEAの特徴
例えば広告効果を検証するときに、次ような指標をみたりします。
CPA = Cost / CV (広告出稿費用 / 成約数)
CVR = CV / Click (成約数 / 広告がクリックされた数)
※13/7/23修正
どちらも広告効率を表す指標ですが、
CPAもCVRも似ているいるようで別々の指標であるため、
一つの土俵の上で比較することができません。
ですが、DEAを使うと、
複数の指標を一つの指標に合成することができます。
比較評価を簡単にすることができるのです。
■DEAの使い方
DEAでは、入力 と 出力 に分けて、一つのシステムの効率化を考えます。
効率化とは、あるシステムの入力を最小にして、出力を最大にすることです。
今回の例では、
2つの入力と1つの出力で表現していますが、
入力と出力が沢山ある場合の複雑な場合でも、
DEAで適正に評価することができます。
このようにDEAを使うと、
小さい入力で、最大の効果を発揮している広告媒体を抽出することも
夢ではないのです!!
(実データに当てはめてみないとなんとも言えませんが。。。)
■DEAが用いられている例
プロ野球選手の評価をしている例があるようです。
http://www.orsj.or.jp/~archive/pdf/bul/Vol.47_03_137.pdf
■まとめ
Webサイトの目的に応じて、出力の部分は変わってくると思います。
DEAはこの出力と入力を柔軟に変化させられることが、
いいところであると思いました。
次回はDEAでエクセルを使って
効率的な広告媒体を抽出する方法を
実際の計算方法をまじえて説明したいと思います。
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