フィルタ機能を活用すれば、このような思いもしないミスを減らすことができます。
特に、データを用意しているときに間違えすいところは
- データのソート(並べ替え)をしたとき
- データをコピーするとき
が挙げられます。
とくに空白セルが多い場合にはミスが起こりやすくなります。
それを防ぐために、ソート機能を使いましょう。
サンプルデータ
名簿データなのですが、途中で空白行が入っていたとします。
E列を選択し、年齢で大きい順にソートした場合、の結果です。
※拡大
空白行を境にして、上のデータまではソートされていますが、下のデータはソートが適用されていません。今回のような10件程度であれば気づくことができますが、1000件以上もあるあようなデータだと、今回のようなミスが起こっても気づくことは難しいのです。
どうするか
データ全体を確認して、全範囲を指定してフィルタを適用することです。
(注意!左上の一部のセルだけを指定するのではなく、データ全体を指定してフィルタを適用ことがコツ!)
そうすることで、空白行があっても囲っているデータ全体でソートをできるようになります。また、フィルタで空白のある行を除くこと(非表示にすること)ができるので、コピーをする際にもミスを防ぐことができます。
①データ全体を指定する
※データ全体を指定するには空白に注意しながら、shift + ctrl + ↓キー⇢キー を使うと便利です。
②フィルタを適用する
完成!
まとめ
- データを操作する前に、データ全体の範囲を確認する
- 確認ができたら、全範囲を選択して、フィルタを適用する
- フィルタ機能を使い、空白セルの処理(削除する/注意文言を入れる など)を行う